念仏宗についてご存知ですか?

2016年9月28日 | コメントは受け付けていません。

念仏宗についてご存知ですか?

「宗教は何を信仰していますか?」と聞くと大抵の日本人は「特になにも」と答える方が多いでしょう。
いわゆる「無宗教」というものですが、これは日本の島国故の現代までの独特の宗教形態の結果のような気もします。
しかし、今の日本を作り上げた土台となったものはやはり仏教なのではないでしょうか。
仏教と一口に言っても宗派がたくさんありますが、その中で「念仏宗」という宗派があるのはご存知でしょうか。
仏教の中の浄土教、つまり阿弥陀仏の「極楽浄土に往住し成仏する」という教えを中心としている宗派であります。
極楽浄土とは阿弥陀仏の国のことで、そこはなんの苦しみも一切ない世界だと言われています。
阿弥陀を念ずる、つまり念仏を唱える者のみ行けるとされていて、「念仏宗」という名前は、開祖が念仏を拠り所、救いとしていたことからだそうです。
仏教に限らず、宗教とはそういった心の支え、救いを求めた人が生み出し、それを繰り返しながら歴史を築き、そして今の日本があるのだと思います。

仏教の起源から念仏宗を知る

念仏宗の元となる仏教とはそもそもなんなのか。
人の一生は永遠に続く苦しみであって、そこから抜け出すために修行を行う、というのが初期の仏教の目的であったそうです。
苦しみの一切ない世界、仏の住む世界に行くことができる。
滝に打たれたりするのはそのための精神の鍛錬の一環なのです。
仏教の起源は古く、誕生が紀元前と言われています。
インドの釈迦が開祖とした宗教で、世界三大宗教の一つとして世界に、そしてこの日本にも強く根付いています。
インドから大陸を通って中国日本へと入ってきましたが、その間に様々な変化を遂げていくつかに分かれています。
それがいわゆる宗派というものなのです。
日本に入ってきてからもその島国独自の文化で多種多様に変化していきました。
お寺で身を清められる念仏宗
その土地に合うように変化することで、日本全土に行き渡ることができたのだと思われます。
念仏宗もそうして独自に変化してできた、れっきとした日本仏教の宗派の一つと言えるでしょう。